【JavaScript】input要素のcheckedの状態を変更する
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こんにちは、Ryohei(@ityryohei)です!
本記事では、JavaScriptでinput要素のcheckedの状態を変更する方法をご紹介しています。
JavaScriptでcheckedの状態を変更するにはどうすればいいんだろう?
上記の疑問にお答えします。
では、解説していきます。input要素のcheckedの状態を取得する
input
要素のchecked
の状態は、HTMLInputElementのchecked
プロパティで取得することができます。checked
プロパティは、対象の要素がchecked
を持っていればtrue
を、持っていなければfalse
を返します。
inputElement.checked
検証用のサンプルを作成します。input
要素を2つ用意し、checked
の有無によるchecked
プロパティの戻り値を確認します。
HTML
<label><input type="checkbox" name="item[]" value="1">Item 1</label> <label><input type="checkbox" name="item[]" value="2" checked>Item 2</label>
JavaScript
const input1 = document.querySelectorAll('input')[0] const input2 = document.querySelectorAll('input')[1] console.log('input1:' + input1.checked) console.log('input2:' + input2.checked)
実行結果は下記の通りです。
実行結果
input1:false input2:true
input
要素のchecked
の状態に合わせて真偽値を取得することができています。もしinput
要素の数が多かったり、ループで処理したい場合は下記のように変更してご利用ください。
const inputs = document.querySelectorAll('input') Array.from(inputs).forEach((input)=>{ console.log(input.checked) })
input要素のcheckedの状態を変更する
input
要素のchecked
の状態を取得する方法がわかりましたので、次はinput
要素のchecked
の状態を変更する方法をご紹介します。
前項で解説したようにinput
要素のchecked
の状態はHTMLInputElementのchecked
プロパティが保持しています。checked
の変更はchecked
プロパティの値を真偽値で上書きすることで実装できます。
下記によく使用する3パターンのサンプルを掲載しています。実装の際に参考にしていただければ幸いです。
input要素をcheckedの状態にする
HTML
<label><input type="checkbox" name="item[]" value="1">Item 1</label>
JavaScript
const input = document.querySelector('input') input.checked = true
input要素のcheckedを外す
HTML
<label><input type="checkbox" name="item[]" value="1" checked>Item 1</label>
JavaScript
const input = document.querySelector('input') input.checked = false
input要素のcheckedをtoggleする
HTML
<label><input type="checkbox" name="item[]" value="1">Item 1</label> <button>Checked Toggle</button>
JavaScript
const input = document.querySelector('input') const btn = document.querySelector('button') btn.addEventListener('click', ()=>{ input.checked = !input.checked })
実行結果
See the Pen Untitled by ryohei (@intotheprogram) on CodePen.
最後に
checked
の状態をスクリプト側で変更する場合、checked
プロパティの値を判定して上書きする一連の流れを頻繁に使用します。input
要素のchekced
の状態はchecked
プロパティ取得できるということだけ覚えておけば以降の処理はスムーズに実装することができますので、覚えておいて損はないかなと思います。
以上、JavaScriptでinput要素のcheckedの状態を変更する方法のご紹介でした!
JavaScriptを基礎からしっかりと学びたい方へ
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