こんにちは、Ryohei(@ityryohei)です!

本記事では、JavaScriptで小数点以下の数値を丸める方法をご紹介しています。

Mathオブジェクトを使用して小数点以下を丸める際に、毎度のように関数を調べている気がするので、関数の概要と実行結果を簡単にまとめました。

これくらいなら覚えてしまえばいいのですが、なぜか忘れてしまう……そんな私と同じような方にご参照いただければと幸いです!

では、解説していきます。

小数点以下切り上げ

Math.ceil()は引数に指定した値の小数点以下を切り上げ、引数に指定した値以上の最小の整数を返します。

正数

Math.ceil(3.45);

//実行結果:4

負数

Math.ceil(-3.45);

//実行結果:-3

小数点以下切り捨て

Math.floor()は引数に指定した値の小数点以下を切り捨て、引数に指定した値以下の最大の整数を返します。

正数

Math.floor(3.45);

//実行結果:3

負数

Math.floor(-3.45);

//実行結果:-4

四捨五入

Math.round()は引数に指定した値を四捨五入して、もっとも近い整数を返します。

正数

Math.round(3.45);
//実行結果:3

Math.round(3.56);
//実行結果:4

負数

Math.round(-3.45);
//実行結果:-3

Math.round(-3.56);
//実行結果:-4

整数を残した単純な切り捨て

Math.trunc()は引数に指定した値の小数点を除外し、整数部分だけを返します。

正数

Math.trunc(3.45);

//実行結果:3

負数

Math.trunc(-3.45);

//実行結果:-3
Math.trunc()は「ES2015」からなので使用される場合はご注意ください。

最後に

本記事の執筆にあたりMathオブジェクトを調べるにあたって、小数点以下の数値を丸める主な関数は以外に少ないんだな、ということがわかりました。これくらいの内容であれば私でも覚えられるような気がしています。(なんて言ってますが、1ヵ月後には忘れてるでしょう。ただ、忘れてしまってもこの記事でまとめることができましたので、いつでも必要な情報を知ることができるので良しとします!)

単純に整数だけを取得したい場合はMath.trunc()が直感的で使いやすそうですが、「ES2015」からなので実装の際は要検討ですね。

以上、JavaScriptで小数点以下の数値を丸める方法のご紹介でした!

この記事を書いた人

Ryohei

Webエンジニア / ブロガー

福岡のWeb制作会社に務めるWebエンジニアです。エンジニア歴は10年程で、好きな言語はPHPとJavaScriptです。本サイトは私がインプットしたWebに関する知識を整理し、共有することを目的に2015年から運営しています。Webに関するご相談があれば気軽にお問い合わせください。

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