こんにちは、Ryohei(@ityryohei)です!

本記事では、LinuxでApache設定ファイルのhttpd.confの場所を検索する方法をご紹介しています。

Apacheの設定を変更したいんだけど、設定ファイルの場所がわからない…どうやって検索すればいいの?

上記の疑問にお答えします。

では、解説していきます。

findコマンドで検索する

Apacheの設定ファイルはhttpd.confという名称です。httpdがインストールされているのであれば、設定ファイルも存在しています。今回はファイル名が特定できているので、findコマンドで一発検索することができます。

任意のカレントディレクトリで下記のコマンドを実行します。

$ find / -name httpd.conf

実行すると下記のようにhttpd.confのファイルの場所が表示されます。

/etc/httpd/conf/httpd.conf
/usr/lib/tmpfiles.d/httpd.conf

Permission deniedが表示される

もしfindコマンドを実行した際にPermission deniedと長いリストが表示される場合は、findコマンドの実行権限がないユーザーとなります。su(スーパーユーザー)としてコマンドを実行するか、sudo権限が付与されているのであればsudo権限でコマンドを実行します。

suでコマンドを実行する

$ sudo su ←パスワードが必要であれば入力
# find / -name httpd.conf

sudoでコマンドを実行する

$ sudo find / -name httpd.conf

実行すると、前項でご紹介した実行結果と同様に、httpd.confのファイルの場所が表示されます。

/etc/httpd/conf/httpd.conf
/usr/lib/tmpfiles.d/httpd.conf

最後に

Linuxを長い間運用していると、インストールパッケージの数は次第に増えていく傾向にあります。設定ファイルのような頻繁に更新しないファイルの場所は忘れてしまいがちなので、設定ファイルの名称を覚えておくとfindコマンドで簡単に検索することができるのでおすすめです!

以上、LinuxでApacheのhttpd.confの場所を検索する方法のご紹介でした!

この記事を書いた人

Ryohei

Webエンジニア / ブロガー

福岡のWeb制作会社に務めるWebエンジニアです。エンジニア歴は10年程で、好きな言語はPHPとJavaScriptです。本サイトは私がインプットしたWebに関する知識を整理し、共有することを目的に2015年から運営しています。Webに関するご相談があれば気軽にお問い合わせください。