こんにちは、Ryohei(@ityryohei)です!

本記事では、SourceTreeでコミットの際に表示される「デフォルト著者を使用」のユーザー名を変更する方法をご紹介しています。

SourceTreeのコミット時に表示されるデフォルトのユーザー名を変更したけど、どうすればいいんだろう?

上記の疑問にお答えします。

では、解説していきます。

SourceTreeで「デフォルト著者を使用」のユーザー名を変更する

SourceTreeでは、コミットする際にGitのグローバルユーザーに設定されているユーザー名がデフォルトのユーザー名に設定されます。グローバルのユーザー設定は、下記ファイルファイルで設定されてます。

C:\Users\UserName\.gitconfig

グローバルのユーザー名を変更するには下記の方法があります。

  • 設定ファイルの値を変更する
  • コマンドでユーザー名とメールアドレスを変更する

それぞれ詳しくご紹介していきます。

設定ファイルを修正してユーザー名を変更する

前項の設定ファイルをエディタで開き、[user]nameemailの値を変更します。

[filter "lfs"]
	smudge = git-lfs smudge -- %f
	process = git-lfs filter-process
	required = true
	clean = git-lfs clean -- %f
[user]
	name = test #ここにユーザー名を指定する
	email = test@test.jp #ここにメールアドレスを指定する
[core]
	autocrlf = true
[difftool "sourcetree"]
	cmd = '' \"$LOCAL\" \"$REMOTE\"
[mergetool "sourcetree"]
	cmd = "'' "
	trustExitCode = true

変更を保存してSourceTreeを再起動すると、デフォルト著者のユーザー名が下記のように変更されます。

設定ファイルに記載した内容で、デフォルトのユーザー名が変更されていることがご確認いただけます。

コマンドでグローバルのユーザー名を変更する

直接設定ファイルを修正するのに抵抗がある場合は、Gitコマンドでユーザー名とメールアドレスを変更することができます。

Gitコマンドが使用できるGit Bashやコマンドプロンプト(Macであればターミナル)で下記コマンドを実行します。

//ユーザー名(testに変更する)
$ git config --global user.name test

//ユーザーメールアドレス(test@test.jpに変更する)
$ git config --global user.email test@test.jp

コマンド実行後に設定ファイルを確認すると、ユーザー名とメールアドレスを変更することができます。

最後に

SourceTreeはGitで使用するコマンド入力をGUIで実行することができる便利なツールです。GitをGUIで操作することができるツールは他にも選択肢がありますが、GUIも見やすくシンプルなため、しばらくはSourceTreeを使用していきたいなと思います!

参考:SourceTree

以上、SourceTreeの「デフォルト著者を使用」のユーザー名を変更する方法のご紹介でした!

この記事を書いた人

Ryohei

Webエンジニア / ブロガー

福岡のWeb制作会社に務めるWebエンジニアです。エンジニア歴は10年程で、好きな言語はPHPとJavaScriptです。本サイトは私がインプットしたWebに関する知識を整理し、共有することを目的に2015年から運営しています。Webに関するご相談があれば気軽にお問い合わせください。