こんにちは、Ryohei(@ityryohei)です!

本記事では、JavaScriptで大文字を小文字に、小文字を大文字に変換する方法をご紹介しています。

アルファベットを比較する前に大文字・小文字のどちらかに変換したいんだけど、何か良い方法ないかな?

上記の疑問にお答えします。

では、解説していきます。

JavaScriptには大文字・小文字を変換するメソッドがある

JavaScriptには文字列を大文字あるいは小文字に変換するメソッドが用意されています。変換はとても簡単で、それぞれのメソッドを呼び出すだけで実現できます。

試しに大文字・小文字に変換するサンプルを作ってみましょう。

アルファベットを小文字に変換する

まずはアルファベットを小文字に変換するメソッドから。

アルファベットを小文字に変換するには下記のメソッドを指定します。

String.prototype.toLowerCase()

では、みんな大好きダミーテキスト「Lorem ipsum」を使って実行結果を見てみましょう。

JS

let str = "Lorem ipsum dolor sit amet";
console.log(str.toLowerCase());

実行結果

"lorem ipsum dolor sit amet"

ちゃんと小文字に変換されていますね。このまま大文字に変換する方法も見ていきましょう。

アルファベットを大文字に変換する

アルファベットを大文字に変換するには下記のメソッドを指定します。

String.prototype.toUpperCase()

前項と同じく「Lorem ipsum」をすべて大文字に変換してみます。

JS

let str = "Lorem ipsum dolor sit amet";
console.log(str.toUpperCase());

実行結果

"LOREM IPSUM DOLOR SIT AMET"

ちゃんと変換できていますね!これでアルファベットの比較をするのも簡単になるのではないでしょうか。

試しに日本語でもやってみる

まぁ、どうなるかは予想できるけれど、やってみましょう。

toLowerCase

let str = "こんにちは!";
console.log(str.toLowerCase());

実行結果

"こんにちは!"

toUpperCase

let str = "こんにちは!";
console.log(str.toUpperCase());

実行結果

"こんにちは!"

うん、わかってた。

最後に

アルファベットの文字列の比較、とくに大文字・小文字どちらの入力も受け付けている場合、スクリプト側で検証し、大文字あるいは小文字に変換するという処理が必要になることがあります。そういったときにtoLowerCase()toUpperCase()を使用してみてくださいね!

以上、JavaScriptで大文字/小文字を変換する方法のご紹介でした!

この記事を書いた人

Ryohei

Webエンジニア / ブロガー

福岡のWeb制作会社に務めるWebエンジニアです。エンジニア歴は10年程で、好きな言語はPHPとJavaScriptです。本サイトは私がインプットしたWebに関する知識を整理し、共有することを目的に2015年から運営しています。Webに関するご相談があれば気軽にお問い合わせください。

JavaScriptを基礎からしっかりと学びたい方へ

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