【Vuetify】ボタンの表示位置(左寄せ・中央・右寄せ)を指定する
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こんにちは、Ryohei(@ityryohei)です!
本記事では、Vuetifyでボタンの表示位置(左寄せ・中央・右寄せ)を指定する方法をご紹介しています。
Vuetifyでボタンの位置を指定したいんだけど、良い方法ないかな?
上記の疑問にお答えします。
では、解説していきます。ボタンの表示位置を指定する方法
Vuetifyでボタンの表示位置を指定する方法はいくつかあると思いますが、個人的に扱いやすいのは下記の方法です。
- 親要素にjustify-contentを指定する
- スペーシングヘルパーを使用する
- Propsのleftとrightを使用する
それぞれ詳しくご紹介していきます。
親要素にjustify-contentを指定する
表示位置を指定するボタンの親要素にFlexプロパティのjustify-contentを指定します。
VuetifyにはPropsとClassが用意されていますので、両方のパターンのサンプルを用意しています。v-rowには予めflexが設定されていますが、v-col等でボタンをラップする場合は別途flexを指定する必要があります。
Props
<v-app id="app">
<v-row justify="start">
<v-btn>Left</v-btn>
</v-row>
<v-row justify="center">
<v-btn>Center</v-btn>
</v-row>
<v-row justify="end">
<v-btn>Right</v-btn>
</v-row>
</v-app>
Class
<v-app id="app">
<v-row class="justify-start">
<v-btn>Left</v-btn>
</v-row>
<v-row class="justify-center">
<v-btn>Center</v-btn>
</v-row>
<v-row class="justify-end">
<v-btn>Right</v-btn>
</v-row>
</v-app>
実行結果は下記のようになります。ボタンが指定位置に表示されています。
See the Pen by ryohei (@intotheprogram) on CodePen.
スペーシングヘルパーを使用する
スペーシングヘルパーを使用してmarginを指定します。marginで要素の位置を調整するのはCSSでもよくやる手法ですね。それぞれ下記のように指定します。
- 左寄せ:margin-right: auto
- 中央寄せ:margin-left: auto、margin-right: auto
- 右寄せ:margin-left: auto
Vuetifyのスペーシングヘルパーを使って指定してみます。
<v-app id="app">
<v-row>
<v-btn class="mr-auto">Left</v-btn>
</v-row>
<v-row>
<v-btn class="mx-auto">Center</v-btn>
</v-row>
<v-row>
<v-btn class="ml-auto">Right</v-btn>
</v-row>
</v-app>
実行結果はこちら。
See the Pen 7123-2 by ryohei (@intotheprogram) on CodePen.
指定した位置に要素が表示されていますね。スペーシングヘルパーの詳細については下記をご参照ください。慣れると戻れなくなるくらい楽に指定できます。
Propsのleftとrightを使用する
v-btnのPropsで表示位置を左寄せ・右寄せにします。Propsを使用する場合、前提としてv-btnにpositionのabsoluteかfixedが設定されている必要があります。中央寄せにはできないですが、positionで調整する場合に便利です。
<v-app id="app">
<v-row>
<v-btn absolute left>Left</v-btn>
</v-row>
<v-row>
<v-btn absolute right>Right</v-btn>
</v-row>
</v-app>
実行結果はこちら。
See the Pen 7123-3 by ryohei (@intotheprogram) on CodePen.
要素が浮いてしまっていますが、指定した位置にボタンが表示されています。
v-btnのPropsについては下記をご参照ください。
最後に
本記事の内容は、ボタン要素はもちろんですがHTMLの要素全般に使うことができる表示位置の調整方法です。最近はFlexboxでレイアウトを組む例が多いので、justify-contentの指定方法は覚えておくとコーディングが捗るのでおすすめです!
以上、Vuetifyでボタンの表示位置(左寄せ・中央・右寄せ)を指定する方法のご紹介でした!