HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2に合格しました!実践した勉強方法をご紹介
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こんにちは、Ryohei(@ityryohei)です!
私事ですが、2021年の12月にHTML5プロフェッショナル認定試験レベル2(ver2.5)に合格しました!
スコアは90点!約1ヵ月間みっちり勉強に費やしたので準備はばっちりでしたが、試験料は安くはないし、実務経験があるから不合格だと恥ずかしいし、変な緊張はありました。
テスト終了後に合格が画面に表示されたときはホッとしたなー
これから認定試験の受験を考えている方に向けて、私が勉強に使用した参考書や問題集、勉強方法についてご紹介しています。本記事が受験する方の参考になれば幸いです!
では、お話していきます。HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2(ver2.5)について
HTML5プロフェッショナル認定試験は、レベル1~2の2段階に分類されます。
レベル1では、HTML5・CSS3のマークアップを使って、マルチデバイスに対応したWebコンテンツのデザインと制作ができる知識を有していることが認定されます。
レベル2では、JavaScriptでシステム間の連携や、マルチメディア技術に対応したWebアプリケーションの開発・設計ができる知識を有していることが認定されます。
試験にHTML5と冠していますが、レベル2で出題される内容はすべてJavaScriptに関するものです。
試験概要
HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2の試験概要は下記の通りです。
試験名 | HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 |
所要時間 | 90分(秘密保持契約5分、試験80分、アンケート5分) |
試験問題数 | 40~45問 |
受験料 | ¥16,500(税込) |
試験実施方式 | CBT(選択・入力式) |
受験会場 | 全国各地の試験センター オンライン受験(OnVUE受験) |
合否結果 | その場でテスト結果表示 |
認定条件 | HTML5 レベル2試験に合格し、HTML5レベル1認定を保有していること |
認定の有意性の期限 | 5年間 |
レベル2の認定条件に有効なレベル1認定の保有があります。そのためレベル2を受験するためには、レベル1に合格→レベル2の受験とステップを踏む必要があります。
出題範囲
出題範囲は、JavaScriptとHTML5のAPIが多くの割合を占めます。
1. JavaScript | ・JavaScript文法) ・ES6(ECMAScript2015)以降の新機能 |
2. WebブラウザにおけるJavaScript API | ・イベント ・ドキュメントオブジェクト/DOM ・ウィンドウオブジェクト ・Selectors API ・History API ・テスト・デバッグ |
3. グラフィックス・アニメーション | ・Canvas(2D) ・SVG ・Timing control for script-based animations |
4. マルチメディア | ・メディア要素のAPI |
5. ストレージ | ・Web Storage ・Indexed Database API ・File API ・バイナリーデータ |
6. 通信 | ・Web Socket ・XMLHttpRequest ・Server-Sent Events |
7. デバイスアクセス | ・Geolocation API ・DeviceOrientation Event |
8. パフォーマンスとオフライン | ・Web Wokers ・High Resolution Time ・オフラインアプリケーションAPI ・Page Visibility ・Navigation Timing |
9. セキュリティモデル | ・クロスオリジン制約とCORS ・セキュリティモデルとSSLの関係 |
受験される方は公式サイトに目を通しておいてくださいね。サンプル問題が複数掲載されていますが、実際の試験問題より難しい内容となっていますので、参考程度に。
私が実践した勉強方法
私が実践した勉強方法は下記の通りです。他の資格試験にも有効ですので、勉強方法に悩まれている方は参考にしてください。
- 問題集の全問題の正答率が100%になるまで繰り返し解答する
- 理解の浅い分野は対策テキストを熟読する
- ver2.5で追加された出題範囲に目を通す
それぞれ詳しくご紹介します。
問題集の全問題の正答率が100%になるまで繰り返し解答する
試験対策で重要なのは一問でも多くの問題を解いて出題形式に慣れることです。
出題範囲の基礎知識があることは大前提ですが、知識と出題の型がはまらなければ合格を勝ち取ることはできません。そのため本番の出題形式に近い問題集を見つけ、問題を読む→解答するを繰り返すことがのが重要になります。
この問題集は本番の試験で類似問題が多く出題された問題集です。問題集自体の模擬試験と、ダウンロードできる模擬試験がついているため、購入した後に印刷しておくことをおすすめします。
問題集からそのまま同じ内容が出題されるわけではないですが、出題形式、難易度、解答の選択肢がどれも本番の試験に近い内容になっています。ver2.5
には対応していませんが、現在販売されている中では確実に一番合格に近い問題集です。
紙ベースで勉強される方向けにはなりますが、私が試験勉強の際に使用している解答用紙をアップしています。よかったら解答用紙としてお使いください。
理解の浅い分野は対策テキストを熟読する
問題集を繰り返し解いていると、理解の浅い分野が浮き彫りになります。何となく理解しているけど、もう一歩踏み込んだ理解が必要。そういった分野の理解を深めたい場合は、上記の対策テキストがおすすめです。文字数は多いですが、普段使わないようなプロパティ・メソッドについて詳しく説明されています。また問題集とは少し趣向は異なりますが、各章末に演習問題がついています。問題集とあわせて対策テキストも購入された方は、せっかくですので章末問題の方も正答率100%になるまで繰り返し解いておきましょう。
ver2.5で追加された出題範囲に目を通す
HTML5プロフェッショナル認定レベル2(ver2.5)では、JavaScriptの新機能が追加されています。追加されたのは下記の項目です。
- ローカル変数と定数
- アロー関数
- Promiseと非同期関数
- 可変長引数/残余引数
- クラス
- テンプレートリテラル (テンプレート文字列)
追加項目については、対応しているテキストが販売されていないため、MDNで各項目を検索し、内容を理解しておくことが重要です。特にlet、const、アロー関数は出題のスクリプト内にも登場します。それぞれの役割を動作をきっちり理解しておきましょう。
しっかり勉強して、自信を持って本番の試験に臨んでくださいね
最後に
どんな試験であれ、試験当日は緊張します。勉強に費やした時間に関係なく、不安になるものです。こればかりは一生慣れることはないだろうなと思います。ただ緊張したままでは本当の実力を発揮することが難しいため、なるべくリラックスして本番に臨んでください。勉強した努力は必ず結果に出ます。
自信を持って、がんばってくださいね!
以上、HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2に合格報告と、私が実践した勉強方法のご紹介でした!