こんにちは、Ryohei(@ityryohei)です!

本記事はjQueryとJavaScriptのどちらを先に勉強すれば良いのか迷っている方に向けたコラムです。現在Webを勉強している方、これからWeb業界を目指す方に向けた内容となります。

では、お話していきます。

まずは結論から

最初はjQueryから始めましょう! というよりjQueryから始めるべきです。

よくjQueryはもう古い、と書かれている記事を見かけるかもしれないですが、Web制作に関していえばそんなことはありません。その理由についてもう少し詳しくお話ししますね。

Web制作の現場ではjQueryが使われている

そうなんです。これが一番大きな理由です。なんだかんだjQueryが当たり前に使用されています。

なぜjQueryが使われているのか。答えは簡単です。

現在Web制作に携わるデザイナーやコーダーのほとんどがjQueryを勉強してきており、知識や実績があるからです。Web制作に携わるほとんどの人がjQueryを書いて読み解くこともできます。それはもうHTMLやCSSのように当たり前に使用されている、それがjQueryです。

それに比べると、純粋なJavaScriptはあまり使われていません。ゴリゴリ書くような人も見かけません。jQueryと比べると学習コストが高いので積極的に学ぶ人はかなり少ないです。(あくまでWeb制作に限定した話しです。)

そもそもjQueryやJavaScriptはなんのために必要なのか


Web制作に携わる人間として、最低限jQueryやJavaScriptの知識が必要になります。なぜかといいますと、Webサイトに動きを付けるためです。

具体的には下記のような要素を実現するために必要になります。

  • スライダー
  • ライトボックス
  • モーダルウィンドウ
  • アコーディオンメニュー
  • スライドメニュー

上記のほとんどはjQueryやJavaScriptといった技術が使用されています。プラグインで実装するため一から作成することはありませんが、どれも最近のWebサイトには必要な要素ばかりです。そのためjQueryやJavaScriptが必要になるわけです。

Webサイトに動きを付けるためだけに高い学習コストをかけるのか。答えは「ノー」です。

jQuery」はプログラミングの経験がない人でも比較的習得しやすく、一度作成したスクリプトを長く使用することができます。また、少し修正するだけで他のサイトでも再利用できるため、jQueryから始めておけばまず間違いありません。

Web制作においてjQueryやJavaScriptはあくまで動きをつける手段

これまでお話してきた通り、jQueryやJavaScriptはWebサイトに動きをつけるために必要になる技術です。私はWeb制作に携わって4年以上経過していますが、Web制作のレベルで必要になる技術はほぼすべてをjQueryで補うことができます。

Web制作に携わるのであれば、まずはjQueryから始めましょう!

もし短期間でWeb制作者を目指すのであれば

オンラインスクールに入るのも一つの手段です。オンラインスクールは自宅からインターネットを通じて学習することができます。Web制作のノウハウを持った人が講師として在籍しているので、必要な技術を短期間で取得することができます。

中でもWeb制作に必須となる技術を網羅しているCodeCamp デザインマスターコースがおすすめです。無料体験もあるのでまずは試してみると良いかもしれません。

そもそもなぜどちらを勉強すれば良いか悩んでしまうのか


これからWeb制作の勉強を始める方は、必要になるであろう知識やスキルを調べるかと思います。

「HTML5、CSS3、Wordpress、Photoshop、Illustlator……」

インターネットで調べるとこの辺りが検索結果に出てくると思います。基本的にこれらは類似するものがないので、特に悩むことなく勉強を始められると思います。問題はこの後に続く、上記と同じくらい必要になってくる「jQuery」や「JavaScript」になります。

この段階に来ると、どちらも触ったことがない方には判断ができない……つまりどちらを勉強すれば良いのかわからないという思考になっていくわけです。

当然「jQuery JavaScript どっち」のようなキーワードで検索するわけですが、検索するうちに下記のような記述を目にします。

  • 初心者ならjQueryから始めよう!
  • jQueryは終わっているからJavaScriptでOK
  • いやいやJavaScriptならVueやReactでしょ!

などなど。

すべて間違っているわけではありません。ただ、この辺がつまずくポイントになっているのではないかと思います。

技術的にどれがどうなのかわからない人にとって、色々な情報を見てしまうと選択することが難しくなります。これが最大の原因になっているような気がしています。

ですが、本記事の内容を読んで、安心してください。

Web制作であれば、jQueryで大丈夫


これにつきます。Web制作(主にWebデザイナーやWebコーダー)を目指している方は、安心してjQueryから始めてください。

理由はこれまで説明してきた通りです。なぜならWeb制作の現場では「jQuery」が当たり前に使われているからですね。

jQueryの勉強はどこから始めるべきか

そうですね。まずは書籍から始めましょう。

jQueryは人気のJavaScriptライブラリなので、書籍は多く出版されています。

まずは下記を一冊読み終えるところから始めてみてください。読み終わるころにはjQueryで色々なものが作れるようになるので、おすすめです。(書籍を参考に実際に自分の手でスクリプトは書きましょう!)

最後に

いかがでしたでしょうか。

本記事では、Web制作という業界に限定して、「jQuery」と「JavaScript」のどちらを先に勉強するべきかの自論を書いてみました。現在現役でWeb制作会社に勤めているので、ある程度は信頼していただいて良い内容になっているかと思います。「JavaScript」は「jQuery」をやった後、スキルアップを目指す際に勉強する、という心構えで大丈夫ですので、まずはじっくりと「jQuery」から着手しましょう。

本記事があなたの悩みを解決する手助けになれば、私としてはうれしい限りです。

以上で本記事のご紹介は終わりたいと思います。最後まで閲覧いただきありがとうございました!

この記事を書いた人

Ryohei

Webエンジニア / ブロガー

福岡のWeb制作会社に務めるWebエンジニアです。エンジニア歴は10年程で、好きな言語はPHPとJavaScriptです。本サイトは私がインプットしたWebに関する知識を整理し、共有することを目的に2015年から運営しています。Webに関するご相談があれば気軽にお問い合わせください。