速報

Maru-Janで全会員185万人超の認証情報が流出 再開後もパスワード変更を

CATEGORY

Maru-Janで全会員185万人超の認証情報が流出 再開後もパスワード変更を

※本ページのリンクにはプロモーションが含まれています。

麻雀牌と会員認証情報およびパスワード変更とメールへの注意を示す概念イラスト

この記事のポイント

対象
Maru-Jan
影響
全会員185万5578人分のメールアドレスとパスワードが流出。メールアドレスは登録者が対象。
推奨対応
公式サイトから固有のパスワードへ変更し、同じパスワードを使う他サービスでも変更してください。
公表日

目次

オンライン麻雀「Maru-Jan」を運営するシグナルトークは2026年11月7日、会員185万5578人分のメールアドレスとパスワードが流出したと公表しました。対象は全会員で、メールアドレスは登録している場合に含まれます。利用者は公式サイトからパスワードを変更し、他サービスで使い回している場合はそちらも変更してください。

同社は不正アクセスへの対策を実施して11月7日16時にサービスを再開しました。ただし、従来のパスワードでもログインできると説明しています。再びゲームを利用できることと、流出したをそのまま使ってよいことは別に判断する必要があります。

スポンサーリンク

流出確認とサービス再開までの経緯

同社の11月7日16時30分の発表によると、管理システムの機能を悪用した不正アクセスがあり、11月4日15時頃までに会員情報を含むデータが外部へダウンロードされました。これは漏えいの可能性だけを知らせる発表ではなく、運営会社が情報流出を確認したという報告です。

緊急メンテナンス中はゲームへのログインとWebの会員ページが利用できませんでした。運営会社は侵入経路を特定し、今回悪用された箇所へ対策を行ったうえで再開したとしています。一方、具体的な機能名や侵入手順、悪用された番号などは参照した発表に記載されていません。

したがって、特定のソフトウェアの欠陥、、業務用PCの感染などを原因と断定することはできません。利用者への影響を把握する際は、公表された認証情報の流出と、明らかになっていない技術的な原因を分けて読む必要があります。

カード番号は保有せず パスワードの保存形式は未公表

流出した情報はメールアドレスとパスワードです。クレジットカード番号は同社で保有していないため今回の流出対象に含まれないと説明されています。この説明から、メールアドレスやパスワードも対象外だったと受け取らないようにしてください。

参照した公式資料は、パスワードの保存形式や・ハッシュ化の方式を明らかにしていません。平文だったとも、保存時の保護によって悪用できないとも推測しません。利用者の対応は保存形式の推測を待たず、運営会社が案内する変更を進めることになります。

スポンサーリンク

公式サイトから変更し 使い回し先にも対応する

運営会社は、Maru-Janでは他のサービスに使っていないパスワードへ速やかに変更するよう求めています。メールや通販サイトで同じパスワードを使っている場合は、それぞれのサービスでも変更が必要です。一つのサービスだけで変更しても、同じ組合せが別の場所で使える状態は残ります。

本サイトからは、まず使い回し先を整理し、メールや購入履歴など重要な情報へアクセスできるアカウントを優先して確認することを提案します。変更後の文字列を別のサービスへ再利用せず、利用中のサービスごとに異なる認証情報を管理します。これは利用者側の対応提案で、他サービスへの侵害が今回確認されたことを意味しません。

同社は、流出したメールアドレスへMaru-Janの案内を装う不審なメールが届く可能性にも注意を促しています。変更手続きはメール内のリンクから進めず、普段利用している公式サイトを開いて行ってください。今回の漏えいに便乗したメールを実際に受信したと確認した報告とは区別します。

再開後も調査と監視を継続

運営会社は、サービス再開をもって対応を終了するとはしていません。サーバー、管理システム、業務用PCの点検、不正アクセスの監視強化、情報管理体制の見直しを継続するとしています。また、今回の問題以外にも弱点がないかを調べ、判明した事実や対策の進捗を公式サイトで知らせる方針です。

会員情報を扱う事業者にとって、本件はサービスの復旧と利用者の認証情報の更新を別々に案内する必要性を示します。本サイトの実務上の提案として、復旧時には利用可否だけでなく、古い認証情報が引き続き有効か、利用者に必要な操作は何か、次の公表をどこで確認できるかを明確にすると、問い合わせ時の判断を揃えやすくなります。

本記事は11月8日に確認した公式発表に基づきます。利用者は対応後も公式のお知らせを確認し、不明点は公式サイトに掲載された問い合わせ先へ相談してください。未公表の原因や被害を補って判断せず、今後の調査で対象や必要な操作が変わる場合に備えます。

出典・一次情報

本記事は以下の公開情報をもとに作成しています。最新の状況は各リンク先で確認してください。

この記事を書いた人

Ryohei

Webエンジニア / アプリ開発者 / 技術ブログ運営者

福岡のWeb制作会社に勤務するWebエンジニアです。10年以上にわたりWeb制作・開発に携わり、ヒアリングや進行管理から、コーディング、CMSの構築、システム開発、サーバーの構築・保守・運用まで、Webサイト制作の工程を幅広く担当しています。Webサイトは、これまでに100以上の構築・保守を手がけてきました。

個人でもWebサイトの制作・改修やWebアプリの開発・運用を行い、AIを活用した開発にも取り組んでいます。近年はWebセキュリティにも注力しています。

2015年から技術メディア「Into the Program」を運営し、実務や開発で得た知識をもとに、プログラミングの実装方法やWebサイトの運用・セキュリティ情報を発信しています。

主な分野
Webサイト構築・保守・運用 / HTML/CSS / JavaScript / PHP / WordPress / サーバー構築・保守・運用 / アプリ開発 / セキュリティ対策
資格・試験合格
情報セキュリティマネジメント試験
基本情報技術者試験
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト
PHP8技術者認定ウィザード
メディア運営
2015年〜

記事の作成・更新について

セキュリティ記事は、ベンダーの公式アドバイザリやCVE・JVNなどの一次情報を参照し、出典と情報確認日を記載します。実環境での検証を行った場合は、その環境と確認範囲を明示します。重要な追加情報や誤りを把握した場合は、内容を確認して追記・訂正します。

あわせて確認したい対策・解説

関連する記事

おすすめの書籍

キーワードから探す

スポンサーリンク

暗号化

データを、鍵を持つ人以外には読めない形に変換すること。通信や保存したデータを盗み見から守る。

詳しく見る

ランサムウェア

データを暗号化して使えなくし、元に戻す代わりに金銭を要求するマルウェア。盗んだデータの公開で脅す手口も多い。

詳しく見る

脆弱性

ソフトウェアや設定の不備のうち、攻撃者に悪用されると情報漏えいや不正操作などにつながる弱点。

詳しく見る

認証情報

本人であることを証明するための情報。IDとパスワード、APIキー、アクセストークン、秘密鍵など。

詳しく見る