IT用語
米国国立標準技術研究所。サイバーセキュリティのフレームワークや暗号の標準、脆弱性データベースなどを公開している。
NIST(National Institute of Standards and Technology:米国国立標準技術研究所)は、米国商務省に属する研究機関です。サイバーセキュリティの分野では、世界中で参照される基準や資料を公開しています。
主な資料・サービス
- NIST サイバーセキュリティフレームワーク(CSF):組織のセキュリティ対策を整理するための枠組み
- SP 800 シリーズ:パスワードの扱い(SP 800-63)など、テーマごとのセキュリティのガイドライン
- 暗号の標準:AES などの暗号方式や、耐量子計算機暗号の標準化
- NVD(National Vulnerability Database):CVE に CVSS のスコアなどの情報を加えた脆弱性データベース
- AI のリスク管理のフレームワーク(AI RMF)
なぜよく参照されるのか
NIST の資料は米国政府機関向けに作られていますが、内容が体系的で無料で読めるため、企業のセキュリティ方針や各国のガイドラインの土台として広く使われています。例えば、パスワードの定期的な変更を求めないという考え方も、NIST のガイドラインで示されたものです。



