IT用語
本来持っていない高い権限を、脆弱性や設定の不備を突いて不正に得ること。一般ユーザーが管理者の操作をできてしまうなど。
権限昇格は、本来持っていない高い権限を、脆弱性 や設定の不備を突いて不正に得ることです。権限の高さを上げる「垂直方向」と、同じ権限のほかの利用者のデータにアクセスする「水平方向」があります。
例
- WordPress の「購読者」のアカウントで、管理者しか使えない機能を実行できてしまう
- Webサーバーの権限で動いているプロセスから、サーバーの管理者(root)の権限を得る
- URL の ID を書き換えるだけで、ほかの利用者の情報を見られる(水平方向)
主な原因
- サーバー側で権限を確認していない処理がある(アクセス制御 の不備)
- OS やソフトウェアの脆弱性
- 必要以上に高い権限でプログラムを動かしている
対策
- パッチ を速やかに適用する
- 画面だけでなく、サーバー側で操作ごとに権限を確認する。WordPress では current_user_can() を使う
- 利用者やプログラムに必要最小限の権限だけを与える(最小権限)
- 会員登録を受け付けていないサイトでは、登録を無効にする



