IT用語
利用者やプログラムに、作業に必要な最小限の権限だけを与えるという考え方。被害の範囲を小さくできる。
- 別名・略称
- 最小権限の原則
最小権限(最小権限の原則)は、利用者やプログラム、サービスに、作業に必要な最小限の権限だけを与えるという、セキュリティの基本的な考え方です。アカウントが乗っ取られたり、プログラムに 脆弱性 があったりしても、被害の範囲を小さくできます。
具体例
- WordPress で、記事を書くだけの人には「管理者」ではなく「投稿者」や「編集者」の権限を付ける
- データベースのユーザーに、必要なテーブルへの必要な操作だけを許可する
- APIキー や アクセストークン に、使う機能だけの権限(スコープ)を付ける
- Webサーバーやアプリケーションを、管理者(root)ではない専用のユーザーで動かす
- AIエージェント に渡すツールや権限を、作業に必要なものに限る
運用のポイント
- 権限を付けるときは、まず最小限から始めて、必要に応じて追加する
- 異動や退職、作業の終了に合わせて、不要になった権限を外す
- 定期的に、誰がどの権限を持っているかを見直す






