IT用語
一つの対策に頼らず、複数の対策を重ねて守る考え方。一つが破られても、ほかの対策で被害を防ぐ・小さくする。
多層防御は、一つのセキュリティ対策に頼らず、性質の違う複数の対策を重ねて守る考え方です。どの対策も完全ではないため、一つが破られても、ほかの対策で侵入を防いだり、被害を小さくしたりできるようにします。
Webサイトでの例
- 入口:ファイアウォール や WAF で、不審な通信を遮断する
- 認証:多要素認証 で、パスワードが漏れても不正ログインされにくくする
- アプリケーション:エスケープ やプレースホルダで、XSS や SQLインジェクション を防ぐ
- 権限:最小権限 で、侵入されても操作できる範囲を限る
- 検知と復旧:監査ログ の監視と バックアップ で、早く気付いて元に戻せるようにする
考え方のポイント
- 「防ぐ」だけでなく、「気付く」「被害を小さくする」「元に戻す」対策も組み合わせる
- 同じ種類の対策を重ねるのではなく、破られ方の違う対策を組み合わせる
- ゼロデイ のように修正がない脆弱性への備えとしても重要




