IT用語
脆弱性を悪用されにくくしたり、悪用されたときの被害を小さくしたりするための対処。
緩和策(ミティゲーション)は、脆弱性 を悪用されにくくしたり、悪用されたときの被害を小さくしたりするための対処です。脆弱性そのものを直すわけではないため、修正版(パッチ)を適用するまでのつなぎや、多層的な防御の一部として使います。
主な例
- WAF で、攻撃とみられるリクエストを遮断する
- 管理画面などへのアクセスを、特定の IPアドレスや VPN 経由に限定する
- CSP で、実行できるスクリプトを制限する
- アプリケーションを必要最小限の権限で動かす(最小権限)
回避策との違い
回避策 は、機能の無効化などで「悪用される条件をなくす」対処です。緩和策は条件が残るため、攻撃を完全には防げないことがあります。アドバイザリに書かれた対処が、どちらに当たるのかを確認しておくと判断しやすくなります。
注意点
緩和策を入れたことで安心せず、修正版が公開されたら適用します。また、緩和策によって正常な通信や機能まで止めていないか、効果と影響の両方を確かめます。









